宇都宮の特産物として有名な大谷石。
全長27mの平和観音や日本最古の磨崖仏、
石造りの街並みなど、付近には見どころも多い。
中でも、大谷石採掘場跡の巨大地下空間は圧巻。
自然の岩壁に彫られた高さ27mの観音。
戦没者の慰霊と世界平和を祈念して昭和23年より6年をかけ、総手彫りで製作された。
[大谷の観音様」と一口にいいますと、この「平和観音」と「天開山大谷寺、大谷観音」を併称して
「おおやのかんのんさん」と地元の人は愛称で呼んでいます。
全長約27mの総手彫りの観音様です。
彫刻家の飛田朝次郎が
地元の職人達とともに制作しました。
この大谷石から成る平和観音は昭和29年に完成されたと云いますから、
かれこれ半世紀にもなります。
当時、第二次世界大戦が終わりを告げ、幾多の戦死者の御霊を弔うために、
壇信徒の方々や、一般の人々のご支援による浄財によって完成されました。
この観音様は、ほぼシンメトリーな形をとっており、お顔立ちもさることながら、
8等身の美しい御姿になっております。
胸元にあります瓔珞「ようらく」や、裾襞にあたる、
裙「くん」の形はデザイン的にも大変優れているといえましょう。
御丈が八十八尺といいますから、高さが約26メートル。
観音様に御縁のある八十八尺八寸八分という数字を用いてあります。
因みに八と云う数字は仏教では「無限」を意味しております。
大谷寺門前の大谷石の石切り場跡があります。
現在は公園になっていますが、
その一角に「平和観音像」があります
名称:平和観音
別名:大谷平和観音
住所:栃木県宇都宮市大谷町 大谷(おおや)公園
種別:観音菩薩
高さ(台座込み):26.93(八十八尺八寸八分)
高さ(本体のみ):
胴回り:20m
材質:石
着工:1948年(昭和23年)
完成:1954年(昭和29年)
開眼:1956年(昭和31年)5月4日